【脱サラを目指す理由】小1の壁問題と働き方について、ハンドメイドで生きる道を探す

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年中の子どもを子育てしながら、会社員をしているゆい茶です。
この記事では、脱サラをしたいと思った理由や今後の働き方について考えていきます。
まずは、小1の壁問題とその対策(選択肢3つ)について整理していきましょう。

脱サラしたいと思った理由

①小1の壁問題への対応

ゆい茶
ゆい茶

子どもが小学校に入学したら保育園より預かり時間が短くなるし、勉強などのサポートも増えるけど、今の働き方で対応できるかな?

小1の壁とは?:保育園との違いから生まれる「時間の壁」

保育園では、延長保育もあり朝から夕方まで子どもを預かってもらえる環境が整っていました。
しかし、小学校に入ると一気に生活リズムが変わります。

  • 下校時間が早く、午後2時〜3時には帰宅(小学校低学年は特に早い印象)
  • 長期休暇(夏休み・冬休み・春休み)がある
  • 学童に入れない場合は預け先がない

こうした状況から、「働く時間が足りない」「預け先がない」という現実に直面し、保護者が働き方を変えざるを得なくなることを「小1の壁」と呼びます。

もう一つの壁:親のサポートが増える「手がかかる壁」

保育園時代と違い、小学生になると家庭でのフォローが必須になります。

  • PTAや学校行事の参加

小学校では保護者の関わりがぐっと増えます。
PTAや学級委員、行事の手伝い、参観日など、平日に予定が入ることも珍しくありません。
仕事の休みを取りづらい会社員にとって、これは意外と大きな負担になります。

  • 宿題・勉強のサポート

また、勉強面でも親のサポートが必要になります。
「宿題を見てあげてください」「音読のチェックをお願いします」など、
家庭学習の時間を毎日確保する必要があります。
保育園時代の“お迎えすれば終わり”という生活とは違い、
お互い(親と子ども)慣れない環境に、心身の余裕がなくなることも。

このように、小1の壁は“時間の壁”と同時に“親のサポートの壁”でもあるのです。

働く親が直面する現実:時間と気力の戦い

共働き家庭の場合、保育園時代の延長保育に頼るような柔軟なサポートが小学校には少ないことが多いです。
学童保育も定員があり、全員が入れるとは限りません。
さらに、子どもが体調を崩したり、学校行事が平日に行われたりと、親のスケジュールは常に調整が必要になります。
「仕事も家事も子どものサポートも」完璧にこなすのは、ほとんど不可能です。

「仕事を続けたいけど、家庭も大切にしたい」この葛藤は、多くの親が抱える共通の悩みだと思います。

②今の仕事について

これまで会社員として真面目に働いてきましたが、評価の基準や仕事の進め方にモヤモヤを感じることも多くなりました。
また、単純に今の仕事(営業)が向いていないという強い思いもあり、
「頑張っても報われない」「自分の強みを活かせていない」
そんな違和感が積み重なり、自分らしい働き方を求めるようになりました。

これからの働き方をどうするか:3つの選択肢

① 現状維持

メリット

  • 安定した収入・社会保険・ボーナスなどの保障がある
  • キャリアやスキルが積み重なりやすい
  • 周囲に理解されやすく、安心感がある

デメリット

  • 時間の融通が利かず、家庭との両立が難しい
  • 自分の裁量が少なく、ストレスがたまりやすい
  • 環境を変えにくく、長期的な成長や自由度が低い

💬「安定」は魅力ですが、”小1の壁対策”や“自分らしく働く”という視点では制約が多く感じました。


② 会社員のままセーブして働く(時短・在宅・パート勤務など)

メリット

  • 家庭とのバランスを取りやすい
  • 一定の収入・社会的信用を保てる
  • 徐々に生活リズムを整えながら、無理なく働ける

デメリット

  • 時給・年収が下がる
  • 昇進・昇給のチャンスが減る
  • 責任はそのままで、仕事量だけ減らないこともある
  • 今の会社では希望する働き方が認められない(在宅やパート勤務扱いなし)
    転職すると、転職活動や新しい環境への慣れが必要。

💬「少しだけセーブする」働き方は現実的ですが、自分の希望通りの働き方ができない可能性も。
私にとっては“つなぎ”の選択肢のような感覚です。


③ 脱サラしてフリーランス・個人で働く

メリット

  • 自分のペースで働ける自由
  • 仕事の内容・時間・場所をすべて自分で決められる
  • 頑張り次第で収入アップの可能性もある
  • 家族との時間を優先できる

デメリット

  • 収入が安定しない
  • 社会保険や税金の手続きが複雑
  • すべて自分で管理する責任とプレッシャーがある

💬「リスクはあるけれど、その分“自分の人生をコントロールできる”」という魅力があります。
私はこの自由に強く惹かれ、脱サラという道を目指す決心をしました。

結論:正解は「家族と自分のバランス」で変わる

どの選択肢にもメリット・デメリットがあります。
「安定を取るか、自由を取るか」という話だけではなく、今の自分と家族に合った形を選ぶことが大切だと感じました。
私は「子どもとの時間を大切にしながら、自分の好きなことを仕事にする」という想いから、フリーランスの道へ一歩踏み出そうとしています。

なぜハンドメイドを選んだのか

1. 好きなことを形にできるから

私がハンドメイドに興味を持ったきっかけは、子どもの保育園入園でした。
入園準備で「手作りのバッグや巾着を用意してください」と言われ、ミシンを購入したのが始まりです。

ミシンは家庭科の授業以来だったのもあり、全然まっすぐ縫えなくて。それでも作っていくと不格好ながらも形になったのが嬉しくて、ものづくりの楽しさに気づきました。
それからは収集癖もあり可愛い布を見つけるとつい買いすぎてしまい、「次はこの柄で何を作ろう?」とワクワクするようになりました。

そしてある日、YouTubeを見ながら子どものズボンを作ったことをきっかけに、子ども服を作ることにハマりました。布の端処理のためにロックミシンを買い、服を作るためにニット生地を買い、を繰り返している間にハンドメイド大好き人間になりました。

2. 家事・育児との両立がしやすい

ハンドメイドは、自宅でできるのが最大の魅力です。
子どもが学校から帰る時間に合わせて作業を区切ったり、夜の静かな時間に少しずつ制作を進めたりと、家庭とのバランスを取りやすい働き方です。
「家族との時間を大切にしながら、自分の好きなことを続ける」その両立が可能なのがハンドメイドです。

3. 小さく始めて大きく育てられる

minneやCreemaなどの販売サイトを使えば、初期費用をかけずに作品を販売できます。
まずは自分のペースで始め、少しずつファンを増やしていけるのが安心です。
口コミやSNSでの反応を見ながら改善を重ね、やがて自分のブランドとして育てていける。
「自分の努力がそのまま成果に変わる」という実感も、ハンドメイドの大きな魅力です。

4. お客様の声が直接届く喜び

会社員時代には味わえなかった「ありがとう」の言葉が、ハンドメイドでは直接届きます。
自分の作品が誰かの生活を彩る。その実感が次の制作へのモチベーションになります。

まとめ
私にとってハンドメイドは、単なる趣味ではなく「自分らしい働き方」への第一歩です。
好きなことを続けながら、家庭と両立し、少しずつでも自立していける。
そんな未来を描けるのが、ハンドメイドを選んだ一番の理由です。

ゆくゆくは脱サラして、ハンドメイドで仕事ができたらいいなと考えています。
同じような悩みのある人の力になれたら嬉しいです。