ハンドメイド販売を始めてみたけれど、「思ったより売れない」「どう改善すればいいの?」と悩んでいませんか?
私もヤフーフリマやminneで作品を販売してきましたが、なかなか思うような結果にはつながりませんでした。
この記事では、これまでの販売経験を振り返りながら、ハンドメイド販売が難しいといわれる理由と、今後の改善策について整理しています。
同じように試行錯誤している方の参考になれば嬉しいです。
■これまでの販売経験
ハンドメイド販売を始めた当初は、「とにかく出品してみよう!」という気持ちでスタートしました。
実際に販売したのは以下の通りです。
- ヤフーフリマ:ベビースタイ、ハンドバックなどを中心に販売(価格:500〜800円前後)
→ 7件販売 - minne :通園バッグ(1,400円)
→ 1件販売
売れた時の喜びはありましたが、安く出品しないと売れない。販売手数料と送料を差し引くと大赤字に。販売の難しさを実感しました。
■ハンドメイド販売が難しいといわれる理由
1. 競合が多く、価格競争になりやすい
ベビーグッズや布小物などは特に出品数が多く、似たようなデザインも多いため、どうしても価格で比較されがちです。
価格を下げれば売れる可能性は上がりますが、その分利益は減り、続けるモチベーションも下がってしまいます。(私もまさにココ!です)
2. 写真や説明文のクオリティが売上を左右する
作品の良さを伝えるためには、明るくきれいな写真と丁寧な説明が不可欠です。
私も当初は部屋の照明のまま撮影していたため、写真が暗く、質感がうまく伝わりませんでした。
「写真・説明文は作品の顔」だと痛感しました。
3. 出品しても埋もれてしまい売上につながりにくい
出品しただけでは見てもらえない現実があります。
特にminneでは検索からの流入が多く、SNSやキーワード選定を意識しないと埋もれてしまいます。
「どう宣伝すればいいか分からないまま」出品していたのも課題でした。
■自分の販売を振り返って感じた課題
- 価格を低く設定しすぎて利益が出なかった
- 写真が暗く、商品の魅力を伝えきれなかった
- タグや説明文が足りず、検索に引っかかりにくかった
- SNS発信が継続できず、リピーターを作れなかった
当時は“売れる仕組み”を考える余裕がありませんでした。
■今後の改善策
1. 価格よりも「価値」で勝負する
「赤ちゃんの肌に優しい素材」「軽くて丈夫な通園バッグ」など、商品の強みやこだわりを明確に伝えることで、価格競争から抜け出すことを目指します。
「誰に」「どんな場面で」使ってほしいかを意識して発信することも大切です。
2. 写真を改善する
- 自然光の入る昼間に撮影する
- 布の質感がわかるように寄り写真を撮る
- 背景や小物で世界観を統一する
明るく清潔感のある写真は、信頼感にもつながります。
3. 検索キーワードを研究する
minneやCreemaでは、「通園バッグ 女の子」「入園準備」「出産祝い」など、購入者が検索しそうなワードを入れるのが重要です。
説明文やタグを丁寧に設定し、見つけてもらう努力を続けます。
4. SNSで制作過程を発信する
作品だけでなく、「どんな思いで作っているか」を発信することでファンを増やしていきます。
Instagramなどで制作中の様子や完成作品を継続的に投稿し、信頼関係を築いていくことを意識します。
5. 小さなPDCAを繰り返す
1回ごとに「写真を変えた」「価格を調整した」「説明文を改善した」などの効果を見て、少しずつ最適化していきます。
焦らず、継続と改善のサイクルを回すことが、成功への近道です。
■まとめ
ハンドメイド販売は決して簡単ではありませんが、「なぜ売れなかったのか」を分析することで、確実に次のステップが見えてきます。
私もまだ途中段階ですが、これからは“好きなことを仕事にする”ために、ひとつひとつ改善を重ねていきたいと思います。
